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ISO9000をラクに、安く、早くとるノウハウ!! ISO9000ムダとりマニアル |
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A4判・くるみ製本・200頁 定価:40,500円(消費税込)+送料
監修:関根 憲一(付加価値経営研究所所長)
本書の内容と特徴
ISO9000のムダとりをムダ発生予防のノウハウ! ◎ 第2部 基礎編(初心者、これからキックオフの企業の方) ISO取得のための情報収集と準備のすすめ方! ◎ 第3部 実践編(認証取得計画を推めている方) 3ヶ月という超短期間で取得した事例! この「ISO9000ムダとりマニアル」は、ISO9000シリーズ「超短期間認証取得計画」というカタクルシイ本の改訂版でもある。 改訂の狙いは、ISOを正面攻撃するとムダが多く発生するから、私の長年の経験から楽に安く早くとるためには、どういう方法があるか。ISO取得の生産性向上策を練った本である。 マニュアルの構成としては、3部にわけている。 第1部 ムダとり編 第2部 基礎編 第3部 実践編というように、3部で構成している。 第1部のムダとり篇は、ISOの要求事項に合わせて正面攻撃すると、どんなムダが発生するか、14社の推進事例から発生原因、ムダとり方策をのべることにした。ISOのムダ発生予防篇ともいえる。 第2部の基礎篇は、ISOをとるためにどんな情報を集めたらよいか、どのような準備をすればよいか、初めての方を対象として、各社の事例を集録した。 第3部の実践篇は、コーセルという会社の実例で、取得準備中、現場改善及び設計改善を入れ、しかも、3カ月間という超短期間でとった事例である。 従って、初心者の方は第2部から。キックオフしている会社は、第3部から。 ISOのムダ後遺症に苦しんでいる方は、第1部から目を通してほしい。 目 次第1部 ムダとり編第1章 ISO 最大のムダは何か 1.29のムダ
(1)ISO ムダとり表(A社) (2)私の答え 第2章 ISO最大のムダはQC工程表
(2)ヒント (3)私の答 第3章 ムダのないQC工程表をつくろう
第2部 基礎編目次 1.準備段階 第1章 安く,早くとるためにどんな情報を収集したらよいか。敵側(ISO)情報 (1)認証機関の選定 (2)どれくらいのコストがかかるか (3)期間はどれ位かかるか (4)どんな点で不適合になるのか (5)最も苦労するのはなにか (6)何回でとれるか,指摘項目はどれ位か (7)どんな企業がとっているか (8)審査員のレベル 味方(社内)情報 (1)とる目的をなににしたらよいか (2)9002か9001か (3)TQC(D賞)とのちがい (4)何名の専任者がいるか (5)TOP の宣言は必要か (6)自社レベルの評価 (7)非協力部門へのアプローチ (8)工場単位か製品単位か 第2章 すぐ取るための7つのハードル (1)品質マニュアルづくり (2)文書管理の体系化 (3)社内品質監査者の育成 (4)ISO についての知識 (5)エビデンス,トレーサビリティ (6)トップの推進 (7)要求レベルと現実レベルのギャップ対策 2.戦略計画段階 第3章 安く,早くとるための社内戦略と計画(1)まず,ISO 戦略をたてよう (2)品質マニュアルづくりの第1次原稿は1人で作成した方がよい (3)推進者自ら「ISO導入チェックリスト」で実態を把握しよう a)第1回は次の3点に注意しよう 1 役割と責任の明確化 2 あいまいな表現がダメ 3 整合性(脈絡があること) b)要求項目に応じ部門別に実施しよう c)D賞(TQC)時の審査項目にないのは契約内容の見直しだけ d) ISO 用語の知識がいる e)第1回で40点とれたらしめたもの 第4章 推進計画表のつくり方 (1)推進とは (2)推進計画表のたて方 a)情報収集 b)事前準備 c)構想設定 d)取得についての決裁,予算どり e)キックオフ f)現状把握 g)品質システム h)実施 i)申請 j)予備審査 k)本審査 3.品質マニュアル作成段階 第5章 簡単にできる品質マニュアルのつくり方(1)品質マニュアルを中心とした品質管理の体系(仕組み)をつくる (2)品質マニュアルが最も工数がかかる (3)品質マニュアルの作り方,手順 (4)ISO 要求項目に対応した品質マニュアルのつくり方 A電子事例と編著者のコメント対応 1.目的 2.適用範囲 3.品質マニュアルの管理 4.品質システム 4- 1 経営者の責任 4- 2 品質システム 4- 3 契約内容の見直し 4- 4 文書管理 4- 5 設計管理 4- 6 購買 4- 7 購入者による支給品 4- 8 製品の識別及びトレーサビリティ 4- 9 工程管理 4-10 検査及び試験 4-11 検査,測定及び試験の装置 4-12 検査及び試験の状態 4-13 不適合品の管理 4-14 是正処置 4-15 取扱,保管,包装及び引渡し 4-16 品質記録 4-17 内部品質監査 4-18 教育訓練 4-19 統計的手法 5.用語の定義 6.改廃経歴一覧 4.是正処置段階 第6章 社内品質監査員の育成方法(1) 幹部教育は予備審査がよい (2) 社内品質監査員の育成 (3) 外部機関を利用した育成方法 第7章 品質マニュアルを利用した社内の体質改善法 (1)D賞と ISO のちがい (2)ちがう点は契約内容の見直し (3)契約があいまいなためにどんなトラブルが発生しているか ◎腕試しコーナー 社内品質監査員はどんな能力があればよいか 第8章 簡易デザインレビューを徹底しよう (1)デザインレビューのムダ (2)開発や設計部門はどこの会社でも「多忙への逃避」 (3)ISO を通じ設計者を雑用から解放しよう (4)簡易 DR にしよう 5.受審段階 第9章 受審時の戦術(1)用語の知識が必要 (2)受審時のスケジュール概要 (3)Q&Aの虎の巻をつくろう 第3部 実践編目次 まえがき第1章 コーセルの紹介 (1)会社の歩み (2)TQC 導入のいきさつ (3)2年間で2倍以上の生産性があがった TPS (4)会社組織 (5)コーセル社の品質経営 (6)ISO 取得の決意 第2章 ISO 取得体制 (1)コーセルの特色は整合性 (2)要求項目の部門別わりつけ (3)推進計画及び,推進上の苦心 第3章 工程の流れづくり (1)不良は物づくりがわるいと発生する (2)不良防止の基本は IN と OUT を同一人に担当さす (3)コーセル社の現状におけるUラインづくり (4)Uラインが成功すれば不良は0.2%以下になる 第4章 活動ステップ ステップ 1. 品質システムの問題点洗い出しと改善 ステップ 2. 品質マニュアルの第1次原稿の作成 ステップ 3. 品質システムの整備 ステップ 4. 品質マニュアルの事前相談 ステップ 5. 品質マニュアル展開の整合性 ステップ 6. 個人別自己業務チェックリストによる徹底 ステップ 7. 品質システム徹底状況の第三者チェック ステップ 8. 予備審査での指摘事項 ステップ 9. 本審査での指摘事項 第5章 品質システム構築 (1)共通事項 (2)経営者の責任 (3)品質システム (4)契約内容の見直し 第6章 設計管理 (1)設計(開発)計画とは (2)設計業務の有資格者への割当 (3)設計のインプットに必要な文書 (4)設計のアウトプットの文書 (5)設計検証とは何か (6)設計変更で多いのは凡ミス 第7章 最も苦労するのは文書管理 (1)文書とは標準類,図面と考えた方が分かりやすい (2)標準類とは何か (3)文書の識別と変更管理 (4)製造部門での必要な文書 (5)購買部門のポイント (6)工程管理のポイント識別管理 (7)是正処置はどこの工場でも苦手である。 (8)取扱い,保管,包装,引渡しは役割を明確に (9)内部品質監査のポイントは内部品質監査員 (10)教育・訓練のポイントは品質 (11)付帯サービスとはアフターサービス (12)統計的手法は知識としても必要である 第8章 検査,計測及び試験装置 (1)トレーサビリティの確立 (2)国家標準との対応があること (3)計測管理のポイントは校正 第9章 ISO を通して自社の体質を改善しよう (1)チェックリストで盲点を見つけよう (2)ISO 取得による PR 効果 まとめ 1)早くとるための方策 2)今後の課題 3)弊害を残さないこと 4)今後の課題 参考文献
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