模擬マネジメントレビューと事例紹介と自社品質マニュアルの作成演習。
講師: |
平松 徹 氏
(株)ソフィア代表取締役
品質ISO主任審査員 環境ISO主任審査員
中小企業診断士 社会保険労務士 |
日時: |
平成29年9月8日(金) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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テキストと講師著「ISO9001:2015年改訂に対応する品質マニュアル見本」
(定価15,000円(税込)),および昼食付き。
著書をご購入の方は受講料特価27,000円(税込)。
既購入の方は、お申込み時に通信欄にご記入下さい。 |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
ISO9001の2015年改訂版では,品質マニュアルの作成自体は要求されていません。しかし,品質マニュアルはぜひ必要です。品質マネジメントシステムを文書化したものが品質マニュアルですが,事業運営のコアな部分を確実に文書化すれば,組織の皆で事業運営のポイントを確実に共有できます。
それを周知し,取り組みに不足しているところがあれば教育・訓練することで,一定レベルでの事業運営,業務運営が可能になります。
私の提供する品質マニュアルモデルは,左欄にISO9001:2015年版の要求事項,右の欄に当社の取り組みを入れています。
審査にお邪魔して品質マニュアルが,ISO9001要求事項のオウム返しという組織が多い。これではその組織が具体的にどのように取り組んでいるのかわかりません。
品質マニュアルに要求事項が規格通りに載っていると,本当に要求されているのはどのようなことかがハッキリとわかります。
そして,今回の改正ではトップマネジメントの役割が重視されています。今までのように,管理責任者にまかせて,後ろで見ているだけのリーダーシップは許されなくなりました。
「意図した結果を出す」のが今回の改正規格の最大の目玉です。
トップマネジメントに対して,規格要求事項に次のようにあります。
- 5. リーダーシップ
- 5.1.1 一般
- トップマネジメントは,・・・。
- g)品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。
マネジメントレビューはトップマネジメントが主体になる取り組みです。
PDCAのマネジメントサイクルでは,C(評価)プロセスの最も重要で,最終的なプロセス。このマネジメントレビューを最重要な結節点として,事業運営,業務運営の仕組みに確実に織り込む。そのマネジメントレビューの成否で,結果に大きな差がでます。
当セミナーでは,模擬マネジメントレビューを通してその重要性とやり方を体得していただきます。
●セミナープログラム
- 1.ISO9001:2015年版の内容(10分)
- PDCAサイクルを確実に回すための要求事項になっている。
- 2.今回改正の特徴(25分)
- (1)意図した結果を出す(パフォーマンス重視)
- (2)ISO9001を使いこなす。
- (3)リスクマネジメントで確実に意図した結果につなげる。
- (4)トップマネジメントが前面に立つことを要求している。
- 3.演習・・・模擬マネジメントレビュー(1時間30分)
- 4.自社の品質マニュアルを作成する
- ・自社の改訂前の品質マニュアル,規定類,記録様式,そしてご自身のパソコンをご持参いただき,その場で自社の改訂品質マニュアルを作成します。(主要なところのみです。)
- ・ある企業の事例紹介と自社品質マニュアルの作成(3時間30分)
- 1)組織の状況
- 2)リーダーシップ
- 3)目標管理
- 4)リスクマネジメント
- 5)知識
- 6)設計開発
- 7)ヒューマンエラーの防止
- 8)内部監査
- 9)マネジメントレビュー
- ◎ 質疑応答(20分)
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