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日本合成化学工業の実例をもって解説指導!

2015年改訂ISO9001/14001と ISO45001(OHSAS)の統合実務


   

今回の改定は,品質/環境/安全を統合した形になりました。この改定通りにマニュアルを改定してもよいのですが,やはり手間がかかります。その中に在って日本合成化学工業株式会社は,今から17年も前の1999年に,独自・ユニークな統合を果たしました。日本合成化学工業のシステムは,今回の改定に対して何の変更を加えることもなく,ほぼそのままで適合しています。この会社のシステム統合コンサルティングをお引受けした講師が今回,どの企業にも通じる独自の統合のノウハウを開示します。因みに講師は,去る6月に日本合成化学工業の御依頼を受けて経営幹部全員対象の講演会を引受け,席上「もう審査機関の審査を受ける必要はなく,適合していることを自己宣言したら?」とお勧め申し上げました。

講師: 田邉康雄
IRCA登録QMS/EMS/OH&S「三分野」プリンシパル審査員
日時: 平成28年12月7日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

2015年5月に横浜において開催された第14回IRCAフォーラムの席上,青木明彦様がキヤノン様の『ISO9001適合「自己宣言」』を発表されました。大変すばらしい内容であり,拍手喝采申し上げました。その後(2015年6月),日本合成化学工業から依頼を受けて社内講演をしました。その様子は,「田辺コンサルタント・グループ」ホームページのトップに貼り付けた動画で御確認ください。
この席上で,日本合成化学工業様にも拍手喝采申し上げました。「キヤノン様を上回る,ISO9001,ISO14001,そして労働安全衛生マネジメントシステムをも,17年も以前の1999年に統合されました」と。さらに,「キヤノン様に倣って,自己宣言に移行したらよい」とお勧め申し上げました。
テキストとして使用する「全員参加のISOマネジメントシステム」の編著者は,講師の田邉康雄ですが,監修者の片山剛様は,統合ISOを,強力なリーダーシップの下で導入された当時の日本合成化学工業の社長です。統合内容が,2015年改定ISO9001と,同14001にそのまま適合し,しかも今計画されている労働安全衛生マネジメントシステム規格ISO45001(OHSAS18001代替)にも適合していることに驚嘆します。規格の改善を先取りして改善をされた故。
「品質を経営品質と捉えて導入する」と宣言された当時の片山剛社長の御慧眼に敬意を表させていただきます。偶然かもしれませんが,認証取得以来17年間で,日本合成化学工業の株価は5〜6倍に上昇しました。偶然でなければこれは,その後の歴代社長が「経営品質」の向上に御尽力された賜物です。お手伝いさせて頂いたコンサルタントの講師も,誇らしく思います。
<受講をお勧めする方>
(1)品質保証部門の御担当者,(2)環境安全管理部門の御担当者,(3)現ISOを改革したいと思っている事業部門の方


●セミナープログラム

1.改訂3規格の比較
1)品質ISO9001:2015
2)環境ISO14001:2015
3)安全ISO45001:2014DIS
2.改訂の共通ポイント
1)トップのリーダーシップ強化
2)管理責任者任命要求なし
3)変化する外部状況への対応要求
4)変化する内部状況への対応要求
5)脅威と機会への対応要求
6)変更管理要求
7)成果の検証要求
8)文書化の緩和
9)目次の共通化
3.統合のレベル3段階
1)初級:従来通りの目次順序
2)中級:改定規格の目次順序に変更
3)上級:規格順序を無視した目次
4.日本合成化学工業(株)の完全統合例
1)規格条項を無視した目次
2)規格の言葉を無視した文書
3)審査機関の対応力
5.日本合成化学工業(株)統合のポイント
1)会社経営とISOMSとの一体化
2)経営品質の向上を目指した活動
3)社内業務の透明化
4)社長の意志の速やかな実行
6.3規格統合の実務
1)自社システムの尊重
2)自社用語の尊重
3)チェックリスクとしての規格
7.統合内部監査の実務
1)内部監査員の教育訓練
2)コンサルタントによる監査
3)社長による監査
8.統合マネジメントレビューの実務
1)統合インプット
2)統合アウトプット
◎ 質疑応答

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