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IV版に対応した演習問題を解いて理解する

FMEA(IV版)入門/理解と実践講座


   

*FMEAをちゃんと実施していれば,リコールの大部分は防げる!
*豊富な事例による解説から,FMEA表の展開・実施ができるようになります!

講師: 大石 直暢
大石技術士事務所 所長
日時: 平成30年8月27日(月) 10:00〜17:30
1日集中講座
受講料: 49,800円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

売れた後の故障は取り返しがつかない!
FMEA(潜在する故障モード影響解析)とは,

  1. 製品/工程の故障とその影響を認識し,客観的に評価する。
  2. 故障の発生する機会を除去又は軽減できる行動を特定する。
  3. そのプロセスを社内外にわかるように文書化することを指します。
常に製品を改善し続けるため,潜在的な問題を特定し,事前に除去する技術としてのFMEAを使用する必要性が,今まで以上に重要となってきています。車両リコールを調査した例では,FMEAをきちんと実施してさえいればリコールの多くは未然に防げたということが判明しています。
本セミナーでは,
  1. 製品設計にあたり,起こり得る故障モードとその原因/メカニズムを解析して評価する。そして,リスクを減らす活動を特定・実施し,その成果を,具体的に評価できる手法の「設計FMEA」
  2. 製造担当者・チームが,工程の設計にあたって,潜在する故障モードの原因/メカニズムを考察・対処するための技法である「工程FMEA」
両者について,それぞれの役割,開発・実施にいたる一連のプロセスに沿って,実際的な講義をいたします。
種々の産業分野の事例を挙げ,評価を含めた解説をしますので,効果的な実施のポイントがつかめます。更に,実際にある課題を使って,チームとして一連の流れの演習活動も含みますので,FMEAの全社的取り組みには特に有効です。
当コースは最新版(IV版)対応コースです。

◎本セミナー修了者には、修了証をお渡しいたします。

●セミナープログラム

1)信頼性工学とFMEA
(1)信頼性工学の概要
(2)マネジメントシステムとFMEA
   デザインレビューとFMEA
(3)FMEAに期待できる効果
(4)意思決定プロセス
2)FMEAの基本
(1)FMEAの概略手順
  ・FMEAのねらい,流れ
  ・FMEA展開・実施の品質目標の明確化
  ・関係者に必要な力量
(2)製品の構成−機能ブロック図の作成
(3)FMEA記入様式と故障モード解析
(4)故障の影響・発生頻度・予防/検出管理による検出度−処置の優先順位付け
  ・故障分類(影響度)に関する一般的な考え方
  ・スティームシャワーの故障分類(影響度)
  ・信頼性の尺度に関する考え方,発生頻度,管理による検出度と順位付け
(5)様々なFMEAの様式とFMEA手法の進歩
  ・様々なFMEAの様式,特徴の比較
  ・スティームシャワーのFMEA
3)FMEAマニュアル(AIAG)による,FMEAの具体的進め方
(1)QS9000、TS16949に於けるFMEAの位置づけ
(2)効果的なFMEAにするためには
  ・品質目標の設定,
  ・FMEA活動を実施するべき時期
  ・FMEA展開活動とその役割の理解
  ・「機能」,「要求事項」の明確化
(3)FMEAの流れと各段階での実施のポイント
  1)顧客の定義,FMEA作成手順の流れ,
  2)FMEA実施にあたって,レビュー,検討する立場での重要なポイント
(4)DFMEA(設計FMEA)の展開
(5)付属書解説:設計FMEA実施・展開のための品質目標,
  ・工程FMEA実施・展開のための品質目標
  ・設計FMEAのブロック図の例
  ・設計FMEAにおけるシステム/サブシステム/構成要素
4)FMEAの実施例・その評価−各業種の実施とその解説
5)FMEA演習
◎質疑応答

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